【中学受験】ゴールデンウィーク明けが勝負!中学受験生が5月に陥りやすい3つの落とし穴

こんにちは。
中学受験を目指すご家庭にとって、5月は意外と大事な時期です。
春から塾通いが本格化した子も、6年生で受験モードに入った子も、ゴールデンウィーク明けは「やる気の波」が大きく揺れるタイミング。保護者が少し意識を向けておくだけで、お子さんのペースが崩れずに済むこともあります。
今回は、そんな『5月に中学受験生が陥りやすい「3つの落とし穴」』と、その対策についてご紹介します。

目次
落とし穴①:「GW明けの中だるみ」
どんな落とし穴?
長期休み明けは、生活リズムが乱れがち。特に5月は連休の後で気が緩み、勉強への集中力が落ちてしまう子が多いです。
対策
- 連休明けは“習慣の立て直し”に重点を置く。
いきなり「追い込む勉強」より、「毎日机に向かう習慣」のリセットを大切に。 - スケジュールを一緒に見直す。
子どもと一緒に1週間の予定を立て、毎日の勉強時間を見える化するとペースが戻りやすくなります。
落とし穴②:「模試の結果に一喜一憂しすぎる」
どんな落とし穴?
5月には模試を受ける機会が増えてきますが、成績が思うように出ず、「もう無理かも…」と落ち込んでしまう子も。
対策
- 模試は「伸びしろを知るためのツール」だと伝える。
結果に振り回されるのではなく、「何ができて、何が足りなかったか」を一緒に振り返る姿勢が大事。 - 親が焦らない・怒らない。
点数よりも「ケアレスミス」や「時間配分」に注目して声かけを。冷静なフィードバックが子どもを安心させます。
落とし穴③:「塾の内容が難しくなり、ついていけない感」
どんな落とし穴?
5月以降、塾では学習内容が一気に高度になります。「最近、授業がわからない」と感じている子も多いです。
対策
- わからない=能力不足ではないと伝える。
難しくなるのは当然。まずは「復習の仕方」を一緒に見直してみましょう。 - 「質問できる環境」をつくる。
塾で質問しにくい子には、家庭で「今日のわからなかったところ教えて?」と自然に聞くことで安心感を与えられます。

5月は「伸びる準備期間」
5月はまだ本格的な夏期講習にも入っておらず、「目に見える成果」が出にくい時期です。ですが、今ここでペースを整えておくことが、夏以降の飛躍につながります。
「うちの子、最近ちょっとだらけてるかも?」と思ったら、落ち着いて今回の3つの落とし穴をチェックしてみてください。
少しの声かけや環境づくりで、子どもはまた前を向けます。
中学受験は長いマラソン。5月は、その中でもとても大切な“給水ポイント”なのです。